対面キッチンのリフォーム事例をご紹介いたします。ご紹介のご紹介のお客様のキッチンリフォームのご相談をいただきました。今でこそ、キッチンプランに完全オープンタイプも見られるようになりましたが、少し前までのキッチンは、吊戸棚や下がり壁でほかの居室を仕切っているセミオープンタイプがほとんどでした。キッチンリフォームでは、キッチンが独立した個室となっているクローズドタイプやセミオープンタイプのスペースを、リビングダイニングに開放したオープンタイプに変更したいという要望がとても多いです。
今のキッチンは暗い感じなので明るくしたい!とお打合せが始まりました。
リフォーム前
まずはリフォームのイメージをざっくりとお伺いしていきます。打ち合わせの中でオープンスタイルのキッチンにした場合のメリット・デメリットや現状の使い勝手が悪いところ、改善したいこと。気になるポイントがみなさん違いますのでいろいろな角度から打ち合わせします。例えば「吊戸棚は無いほうがスッキリしてよかった」という声も多いのですが、無ければ無いで不安になってしまうのがこの吊戸棚です。今のキッチンは昔のキャビネットに比べて収納効率が高く、2倍近くの収納力があるタイプもあります。実際に吊戸棚の中に何が入っているのかリストを作っていただきました。また、それぞれしまってあるものの使用頻度も確認していただき、吊戸棚がなくても収納できるかどうか。ショールームで確認していただきます。
クリナップショールームにて
流れールシンク
水栓から流れる水が、ごみや汚れを手前のレールに集めながら流れます。ごみを受け止める網カゴもステンレスで掃除がしやすいようになっています
うきうきポケット
必要なものが手の高さまで浮き上がります。
注)ラップやクッキングペーパーがしっかり納まっていないと閉めるときに挟まります。
扉柄・グレードの検討
レンジフード
ショールームでは吊戸棚を無くしたときの収納量やスッキリ感。オープンにすることでの手元の見え方(きれいにしておかないと見えてしまう)などを展示キッチンでイメージしていただきました。機能の設備やカウンター・扉柄(グレードの差)・キッチンパネルの質感を確認していただき改めてご自宅でリフォームプランの打ち合わせを進めていきます。
クリナップのクリンレディに決定。換気能力の高いレンジフード・キッチンカウンター・パネルはステンレスのヘアラインを気に入っていただきました。
分電盤
専用回路を増設
電子レンジやIHクッキングヒーター
分電盤からキッチンまで
天井裏の配線が可能か確認
施工スタート
施工前
壁を撤去
オートロックシステムのモニター付きインターホンを移動
エレベーター
養生
キッチンの解体が終わりカウンターの造作
電気・ガス・水道・大工
オートロックシステム業者
各業者さんがキッチンの中で譲り合いながら作業を進めます。チームワークが良くなければできない作業です。住まいながらのリフォームなので工期をなるべく短く段取りします。
分電盤
オートロックシステムの配線移動
マンションの管理組合さんにご紹介いただきました。
キッチン取付部の下地造作
ガス・水道の配管
ブレーカーの増設(写真左側)
水道の配管
オートロックの配線移動がなかなかうまく配線できなかったので電気屋さんが助けに入って何とか配線完了。
玄関脇のプリーツ網戸の交換
床材
キッチンの組立前の工程が終了
レンジフード
ステンのキッチンパネル
キッチンの組立完了
内装工事
クロスの下地コーナー材・ファイバーテープの取付
きれいに仕上げます。
パテ
下塗り・中塗り・上塗りパテ
内装が終わったところでオートロックの業者さんが移動させた場所にモニター付きインターホンを取付
各設備工事の接続
完成