広いリビングというのはリフォームでも人気のテーマの一つです。特にマンションでは、リビングに隣接した配置となっている和室を洋室化し、さらに取り込む形で広いLDKへリフォームする要望が増えています。
世田谷区のマンションのリフォーム事例をご紹介いたします。和室をリビングへ一体化するリフォームで珪藻土と自然素材を使って快適な空間へリフォームいたします。
お打合せ
リフォームのキッカケは、和室をリフォームしてリビングルームを広げたい、暮らしやすくしたい。「せっかくやるなら体にいい材料でリフォームしたい」とご相談をいただきました。マンションのリフォームでは管理規約でL-45、またはL-40という遮音フローリングを指定されるのが一般的です。今回は無垢材で遮音フローリング、天井と壁の仕上げに珪藻土、リビングドアにはウッドワンの無垢材のドアを提案させていただきました。床材、珪藻土、無垢のドア全ての各社ショールームで素材をご確認いただきリフォームを実施いたしました。
床材 ウッドワン(WOODONE) 無垢ピノアース グランドフローリング L-45
珪藻土 日本ケイソウ土建材株式会社 エコクイーン
建具 ウッドワン(WOODONE) 無垢ピノアース
施工前
LDKに隣接した和室
和室部屋の内側
隣接のLDKの天井や梁の位置をテープで説明
凹凸をなるべく少なくして直線的でフラットに仕上げる提案です。今のリビング側から見たときに一体感がでて広がりを期待できます
遮音無垢フローリング
ショールームにて手触りや足触りを感じていただきます。マンションに最適な遮音性を備えたフローリングです。
無垢12㎜+遮音材4㎜の16㎜の厚さです
浮造り仕上げで素足に心地よく、無垢のぬくもりと美しさを楽しめます。
無垢ドア ウッドワン ピノアース
木のぬくもり溢れるピノアースシリーズはこだわりの住まいにも、しっくりとはまります。
今回はS-VW 4㎜+4㎜乳半合わせガラスをおすすめ致しました。センターに光のラインをつくる「縦2方框デザイン」。やわかな印象の乳半合わせガラスを使用して光を取り込みます。
プランニングやお見積りをご確認いただき、リフォームをお任せいただきました。
マンションリフォームでは、マンションならではの約束事があります。管理組合の届出、上下左右の工事の承認、工事概要の掲示など。遮音フローリングのデータの提出なども求められます。また、工事前の近隣挨拶や工事車両の駐車場の確認や工事時間の厳守などがご近隣へのトラブルを最小限に抑えるポイントとなります。
施工スタート
たたみの撤去
リビング側から見た和室
和室の下がり壁と廊下の天井
間仕切壁を解体
電気配線や下地材を撤去していきます
たたみの撤去後にできた段差を調整していきます
建具枠
下がり壁を解体して下地を入れていきます
遮音無垢フローリングの施工
木工事が終了して珪藻土を施工していきます。
数ある珪藻土の中から「エコクイーン」をおすすめしています。
まずは下塗りのNGUを施工します。
「ひび割れ」「色ムラ」など自然素材のデメリットもありますが、「エコクイーン」はながく住まう家に心地よさや癒しをあたえてくれます。クロスよりは費用がかかりますが長い目で見ていただければ十分費用対効果の高い選択となります。調湿性、消臭性、抗酸化効果など健康へ導く効果があります。弊社のお客様からの喜びの声を多数いただいております。空気がきれい、気分が落ち着く、嫌な臭いがしなくなった、風邪をひきにくい、アトピーの症状が軽くなったなど。
天井、壁の順に仕上げていきます
標準施工厚は2ミリ程度ですが、弊社はなるべく厚く3.5㎜から4㎜の厚塗りをおすすめしています。ひび割れなどのリスクもありますが、今までの経験から厚くぬった家のほうが効果があります。
完成