無垢フロアー
木材の吸音性能
木材には、低音・中音・高音をバランスよく吸収する働きがあるため、室内に木材を使用した場合、不快な雑音が吸収され、音がまろやかになります。
これは、木材が多孔質の材料であるからこそ得られる特性。目には見えないミクロの孔がそんな効果を生み出してくれています。
木材ならではのリラックス効果
“無垢の木材”にこだわる方が増えてきているのは、ストレスが多い現代の生活において、ほっとひと息つける「やさしさ」を持ち合わせている木材に、知らず知らずのうちに魅かれているからではないでしょうか。
木材は人体にやさしい
静岡大学農学部が静岡県木材協同組合連合会の研究委託を受けて、「コンクリート」「金属」「木」の3種類の巣箱を使い、ネズミの 母子を飼育し、その行動を調査する実験を実施しました。すると、母ネズミの行動に違いがみられ、木製巣箱の場合、ゆったりと授乳していたのに対して、コンクリート、金属製の巣箱では落ち着きがなく、授乳もすぐにやめてしまいました。また子ネズミの生育率もコンクリート巣箱の生存率はわずか10%前後、金属製が40%程度、そして木製は85%と巣箱の材質によって大きく開きがでました。このような差を及ぼした最も大きな要因は熱の奪われ方、つまり、物質の持つ熱伝導率が関係しているといえるでしょう。
先のネズミの巣箱の実験からもわかるように、人を含め、すべての生物は体から熱を大量に奪われると、それがストレスとなり、さらに意欲の減退を引き起こしたり、風邪などの病気の原因となったりします。 |
資料『ヤドカリ君のやさしい住まいさがし』/静岡県木材協同組合連合会発行より 抜粋
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リラックスする木の香り
木材には、フィトンチッドというリラックス効果をもたらす成分が含まれています。
フィトンチッドとは、絶えず侵入してくる虫や細菌から身を守るために、樹木が自ら作り出し発散している物質で、木の香り・色などのもとになる成分でもあります。1930年ごろ、ロシアのボリス・トーキン博士が、植物を傷つけると、その周囲にいる細菌などが死ぬという不思議な現象を発見し、「植物」を意味する 「フィトン(phyton)」と「殺す」を意味する「チッド(サイド=cide)」を組み合わせて名づけられた造語です。
他の植物や細菌などを撃退する働きをもつフィトンチッドですが、森林浴に代表されるように、人間にとっては癒しをもたらす効果があります。血圧を下げたり、脈拍の乱れを少なくするなどの自律神経を安定させる効果が実験で確認されています。特にマツやヒノキといった針葉樹はフィトンチッドの発散量が多く、免疫力向上に寄与するとの論文も発表されています。
また、樹木が持つ独特の芳香には、気分を落ち着かせる効能があるといわれています。例えば、木の香りのする部屋で就寝すると疲れが早く取れるといわれています。 ちなみに、日本人にとっての癒しの空間であるお風呂。昔からヒノキ風呂は、「高級」「上質」「贅沢」の代名詞とされ、ある種「憧れ」の存在となっていますが、ヒノキの芳香には、リラックスするときに脳内に発せられるアルファー波の量を増やすことが分かっています。入浴で身体を暖めることによる癒しに、ヒノキの芳香によるリラックス効果がプラスされるからこそ「憧れ」の存在となっているのかもしれません。 |
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